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いまさら聞けないNISAのきほんを解説

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こんばんわ、kiinaのブログへようこそ☻
新NISAは、2024年から始まった投資家にとって非常に興味深い制度です。
これまでのNISAも知らないのに新NISAもわかるわけない、と思っている方はいませんか?
新NISAは、将来の資産形成や財政計画において重要な役割を果たすことが期待されています。
しかし、その仕組みや運用方法について理解が不足している方も多いかもしれません。

NISAって何の略?

英国のISA制度の日本版ということでNipponのNをつけてNISAとなったそうです。
ISAとは、Individual Saving Accountの略で、イギリスで1999年に個人貯蓄や投資を促進する目的で導入されたイギリス居住者対象の税制の優遇措置のついた個人貯蓄口座、制度のことを指します。
NISAは日本語で「少額投資非課税制度」を意味し、年間360万円、生涯では1800万円まで非課税で投資が可能です。
これが「少額」とはすこし疑問を覚える名称ですね。

 

NISAと新NISA

現在の新NISAには「成長投資枠」「つみたて投資枠」という2種類が存在します。
2023年までは「一般NISA」「つみたてNISA」と呼ばれていました。
2つの違いは、年間投資枠、非課税保有期間、非課税保有限度額などNISAを構成する基本的な条件の違いです。

年間投資枠はつみたて投資枠➡120万円、成長投資枠➡240万円まで大幅に緩和され、非課税保有限度額も生涯で1800万円まで増額されています。
これまでは合計240万円までの年間投資枠だったので、かなり大幅な緩和といえます。

積み立てNISAがこれほどまで話題沸騰なのは、これまで投資に興味のなかったひとでも、長期的な投資をはじめやすくしているからなんですね。

NISAは長期で保有する信託投資が吉

NISAで短期売買を繰り返していると、非課税投資枠(非課税で投資できる限度額)をすぐに使い切ってしまいます。
この非課税投資枠は保有している株式、投資信託を手放しても戻ってくるわけではありません。

なのでNISAは株式の個別銘柄より、値上がりをじっくり待てる投資信託の方が向いているといえそうです。
これまで投資といえばFXや株式の個別銘柄が中心だった方も、利益が非課税というNISA制度のメリットを最大限に活用できる投資信託に目を向けてみるといいかもしれません。

 

NISAはなぜ節税?

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
つみたてNISAには前述したとおり、非課税制度が導入されています。
NISA口座の非課税期間も無期限化され、放置しても損が少なくて済むような制度になっています。
新NISAでは、投資したお金が増えたり利益が出たりしても、そのお金を使うときに税金を払う必要がないので、初心者でもはじめやすいし、節税効果もあると話題になっているのです。

 

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